先輩とぼく

先輩とぼく
「転校生」みたいな入れ替わりモノ。
入れ替わり後のキャラたちにギャップがなさすぎて、入れ替わった意味がほとんどありません。
つばさ君の内面設定をもう少し乙女チック(せめて多少はステロな女性的思考)にするとギャップが出来てよかったと思うんですが
キャラとしては面白いけど中も外もほぼ男性的思考なので、脇役のタッキー君と大差ないです……

主人公のはじめちゃんのほうは、まあ、比較的いいかんじで入れ替わってくれてますがやっぱりなじみすぎ。
思考的にもごくふつうに少女してます。あと、いろいろ伏線張ってますがひっぱっといてそりゃ無いよ程度の伏線が多いです。
もうすこし、なんで入れ替わったのにごくふつうに少女できてるのか的な伏線がある方がシチュエーションとしてはいいんではないでしょうか。
入れ替わりというイベントがなんかネタ扱いになっててドラマに発展させてない辺りは消化不良です

展開が張った伏線を後で無理矢理片づけるみたいなパターンなので倒置法がでかくなった感じで収まりが悪いです。
戦隊とか怪人とかはまあ、いいんじゃないですかね。ただ、真ん中のむりやりな伏線で落ちが見えてしまったのでそこは工夫が欲しかったかなと思います。
落としかたももうちょっと書き方があるんじゃないかなっていう感じですね……
12/24 からスタートじゃない、つまり冒頭の回想を1つ章で起した方が良かったと思う……っていうかつばさくん in つばさ の状態の想像がほとんど出来ないんですよね、これがギャップが感じられない一番の原因。
まあ、楽しそうに書いてる感じがあって、テンポで読めちゃうのはいいところかなぁ

About this Entry

This page contains a single entry by mutsumi published on 2005年2月 2日 17:57.

glucose2での投稿テスト was the previous entry in this blog.

Webの記憶 is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Pages

Powered by Movable Type 5.031