知識を人に伝えること(メモ)

自分用のメモ
要するに、どうすれば他人にわかりやすい(または物語として面白い)文章が書けるんだろうと言うこと。
先に書いておけば、絶対的な答えはありません。それは分かってる。しかしながら方法として全然違う方向を向いているなら正解には絶対に近づけない。
ということで、分析してみるかなぁ、と。
日記として書いておくと、改善すれば目に見えるかもなぁと言う甘い期待で書いて見る。

・目的
自分の知っているモノを、知らない人に伝える。
自分の中の世界を文字という媒体で表現する。
自分が外から得た情報も含むや自分の中にある情報を、文字というデータもしくは会話などの手段を媒介にして、相手の中に正しく再生させる方法。
(できれば情動的なものを伝達するというのも含めたいが、テーマが発散するのでここでは深くは追求しない。ただ本質としては同じことかな、と)

・現状の手段
類推、暗喩を多用している。
抽象表現が多い。
事実をそのまま書く。いわゆる直球表現。

・現状感じていること
表現方法が比喩を多用する傾向がありワンパターンではないか?
感情を抑えて書くあまり、逆に「無表情な文章」になることで威圧感を与えては居ないか?
気が短いので、時折感情が見え隠れする文章がある、感情の多くは自分の説明能力の低さから来る自己嫌悪であるが、相手に対する怒りと受け取られる可能性はないか?
情報の伝達と情動の伝達は実は本質からも違うかもしれないという可能性→検証が必要。

・直接的な問題点と推測される問題の原因
(質疑応答で回答したとき)難しすぎて判らない、といわれる
(1) テーマの設定レベルが高すぎる。
(2) テーマは適切だが、伝達が不十分であるため全ての情報が伝わらない。
(3) テーマは適切だが、伝達手法に問題があるため聞き手が受け入れない。
質問者が理解をあきらめたり、気分を害したりする(難しいとも言ってくれない)
(1) 無意識に回答者が感情的になっている(……たまにある)
(2) 心情的配慮に書いた表現を多用している(ギター侍的?)
(3) そもそもの質問者の設定テーマと答えの概念のベクトルがずれている(回答者が適切な回答を出せていない)
伝達したつもりだが明らかに誤解をしている
(1) 前項(3)と同じ。
(2) 比喩的表現が比喩として解釈されず直接的表現として理解されてしまっている。比喩表現の設定ミス
※上記問題点は、基本的に、回答者側からのもので、例えば「質問者が考えることを放棄している」といった可能性については、「回答者が質問者に考えさせることが出来ない」という問題点として取り扱う。

現時点で解決手段になりそうだなぁと感じているモノ・及び理想的な解決方法
伝達手段の改善
(1) 相手への説明に対する論理構成がワンパターンになっている懸念があるので相手・状況に応じて適切なモデルを用いて説明できるようにする。相手の理解しやすいパターンを見極める。
(2) 心情的要素に配慮できる文章を書く。相手の立場に立ってモノを書く(やってるつもりなんだけどね)。楽しくなる文章を目指す(で、いいのかな)
(3) 相手の質問テーマを真に受けず、正確にテーマを理解する。(MLなどの優れた回答者はこれが出来てるため、的はずれな質問に対しても会話が成立する)。相手の状況に対する精度の高い推測と理解かな。
態度の改善
(1) 焦らない。気長に待つ。(大事。切れない。相手のせいだと思わない。悪い方に解釈しない)
(2) 相手の理解力・理解にかかる時間を見極める。(いろいろ実験して応答から見極めるしかないかな)
(3) 無表情と怒っていることは一般的に同義と見なされるらしいので、多少喜・楽方向に色を付けた文章を書いた方がいいかも(どうやって?)
(4) 配慮しすぎて長文になるとかえって理解しづらいのかな。本質を端的に書いた文章も分かりにくい気がするし、テーマをぼかさず簡潔にきちっとまとめる。余分だと感じたモノはばっさりと切るか別の機会に書く。
(5) 相手の理解を前提としない。相手のレベルを勝手に設定しない。分からないから説明してるのであって、そのレベルがあればそもそも聞いてこない。
(6) (5)と逆で、相手が理解できないことを前提としない。レベルが適切なら必ず理解に至る道が存在するはず。(ようは、バカにするなと言うこと。)上とこれの二つは気をつけないと大きな時間の無駄を生む気がする。
内容の改善
(1) レベルジャンプを避ける。テーマと質問者の知識レベルにギャップがあると感じた場合、レベルに応じた階段をつくって回答するか、テーマの再設定を提案する。
(2) 回答には複数のベクトルを持たせない。質問する場合も複数のベクトルを持つ質問をしない。(きちんと分ける)
(3) 用語はなるべく平易なモノを使用する。抽象度の高すぎるモノは誤解を避けつつより具体性の高いモノで置き換える。初出の用語はちゃんと説明する。

で、具体的にどうするんだっていうのがあんまり書いてないけど……まあ、なんとなくスッキリしたからいいや。
設定がずれているなら適宜訂正していこう。

あと感じてるのが、私自身が、直感的理解を中心にしていて、言語レベルで理解してない可能性……これはモノを書いて文字に落としていくしかないかなぁ。第3者に評価してもらわないとこの辺は分からないのでそのあたりは、他人を巻き込みながらともに苦しみながら進むということで。

一見まじめそうに書いてるけど、バカなメモですので、検索等で引っかけてきてくださった人ごめんなさい(^^;

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This page contains a single entry by mutsumi published on 2004年11月12日 18:24.

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